エアコンクリーニングで後悔した人の共通点は?失敗パターン逆引きガイド

  • 公開日:2026/2/18
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エアコンクリーニングの業者選びで「失敗する人」の共通点、ご存じですか?

インターネット上には「失敗しない業者選び」の情報が溢れています。それでも、後悔する人が後を絶ちません。

なぜなら、多くの人が「やってはいけない選び方」を知らずに、地雷を踏んでしまっているからです。

この記事では、「失敗しない方法」という曖昧な正論ではなく、公的機関の事例や寄せられた体験談をもとに整理した「失敗する人の共通行動」を逆引きで解説します。

⚠️ 記事内の情報について

記事内の料金相場・キャンペーン・補償条件などは執筆時点の情報です。必ず各業者の公式サイトで最新情報を確認してください。


データで見る|エアコンクリーニングで実際に起きた失敗TOP5

まずは敵を知ることから始めましょう。エアコンクリーニングに関するトラブルは、国民生活センターにも継続的に相談が寄せられています。掃除サービス全体の相談件数は年間1,000件近くにのぼるとされており(2015年12月発表)、エアコンクリーニング関連もその一端を担っています。下記リンクで公表事例の詳細を確認できます。

国民生活センター「掃除サービスでのトラブルに遭わないために」(外部サイト)

以下では、公的機関の公表事例や利用者から寄せられた体験談をもとにトラブルをランキング形式で整理しました。

第1位 養生が甘く家具・壁が汚れた

最も多かったトラブルは「汚損」です。「エアコンから出た黒い汚水がカーテンやソファに飛び散った」「養生(保護シート)が不十分で壁紙にシミができた」といった被害が報告されています。汚れた靴下で歩き回られ床が汚れたという報告もあり、清掃を頼んだのに逆に汚されるという本末転倒な事態が起きています。

第2位 連絡が遅い・予約時間に来ない

「予約したのに連絡が来ない」「当日になっても業者が現れない(ドタキャン)」というトラブルも多発しています。繁忙期(6〜8月)や格安マッチングサイト経由の依頼では、「前の作業が押している」として数時間遅れたり、最悪の場合は無断キャンセルされるケースがあります。

第3位 スタッフの態度・清潔感に問題

自宅というプライベート空間に招き入れるため、スタッフの質は重要な判断軸となります。「タバコ臭い」「挨拶がない」「不潔な身なり」といった不快感や、質問に対して横柄な態度を取られたという口コミが多く見られます。作業の仕上がりと同様に、人として基本的な礼儀が備わっているかどうかは、業者選びの重要な基準です。

第4位 クリーニング後にエアコンが故障した

最も深刻なのが故障です。「洗浄後に動かなくなった」「水漏れが止まらない」といった事例が報告されています。知識不足の業者が電装部品(基盤)に洗浄液をかけてしまいショートさせるケースや、分解したパーツを破損させるケースが確認されており、製品評価技術基盤機構(NITE)もエアコン内部洗浄に伴う事故について注意を呼びかけています。

NITE「エアコンの内部洗浄による事故に注意」(外部サイト)

第5位 説明なしの追加料金を請求された

見積もりでは安かったのに、当日になって「汚れがひどいから」「お掃除機能付きだったから」と追加料金を請求されるケースがあります。断りづらい状況を作ったうえで高額なオプションを強引に勧めてくる悪質な手口も報告されています。


失敗する人に共通する「5つのNG行動」

上記の失敗を避けるために、被害に遭った人たちが共通して取ってしまった「NG行動」を解説します。これらを避けるだけでリスクは激減します。

NG① 料金の安さだけで即決する

「相場より極端に安い」には理由があります。必要な工程を省く、洗剤の質を落とす、あるいは当日に追加料金を請求する「おとり広告」の可能性があります。壁掛け通常タイプの適正相場は8,000円〜1万2,000円前後が目安とされており、そこから大きく外れる激安業者は警戒が必要です。

NG② 口コミを見ずに検索上位の業者を選ぶ

検索上位や広告に出ているからといって優良業者とは限りません。口コミの内容(「態度が悪い」「壊された」などの具体的な記述)を確認せずに依頼するのは危険です。評価の星の数だけでなく、低評価のレビューにこそ真実が書かれています

NG③ 損害保険の加入有無を確認しない

「プロだから失敗しないだろう」という思い込みは禁物です。万が一の故障や汚損に備え、損害賠償責任保険に加入しているかの確認は必須といえます。未加入の業者に頼んだ場合、故障しても「経年劣化だ」と言い逃れされ、泣き寝入りになるリスクがあります。

NG④ 作業時間・作業範囲を事前に聞かない

通常のエアコンクリーニングは分解洗浄に90分〜120分程度かかります。「30分〜60分以内で終わる」と謳う業者は、分解せずに表面だけを洗う「簡易清掃」の可能性が高く、内部のカビは落ちません。依頼前に作業範囲と目安時間を必ず確認しましょう。

NG⑤ 繁忙期のチラシ・飛び込み営業を信用する

ポストに入っている「激安キャンペーン」のチラシや突然の電話勧誘には注意が必要です。所在地が不明確な個人業者や実績の乏しい業者が繁忙期だけ稼働しているケースがあり、トラブル発生時に連絡がつかなくなるリスクが高いです。


「補償付き」の落とし穴|実質使えない補償条件ワースト3

多くのサイトで「補償がある業者を選ぼう」と書かれていますが、「補償あり」と書いてあるのに補償されなかったというトラブルが後を絶ちません。ここでは、実質使えない補償の落とし穴を解説します。

⚠️ 「補償あり」と書いてあっても安心できない理由

補償の範囲・申請期限・対応の可否は業者によって大きく異なります。依頼前に必ず補償条件の詳細を確認してください。

落とし穴① 臭い残り・仕上がり不満は補償対象外

「動作不良」は補償しても、「臭いが消えていない」「汚れが残っている」といった仕上がりへの不満は補償対象外とする業者が多く存在します。「カビ臭さが直っていない」というクレームも、「完全に除去するのは不可能」と突っぱねられることがあります。

落とし穴② 申請期限が「施工後3日以内」と超短期

補償の申請期限を「施工後3日以内」や「1週間以内」と極端に短く設定している業者があります。エアコンの不具合(水漏れなど)は数日経ってから発生することもあるため、期限切れで門前払いされるケースがあります。

落とし穴③ 連絡が取れなくなり補償自体が消滅

悪質な業者の場合、トラブルが発生して連絡しても電話に出ない、メールを無視するなどして音信不通になるケースがあります。国民生活センターにも「弁償すると言ったきり連絡が取れない」という相談が寄せられています。

契約前に確認すべき補償チェックリスト

依頼前に必ず確認しよう

  • 損害賠償保険に加入しているか(対人・対物)
  • 補償の申請期限は何日以内か(2週間以上あるのが望ましい)
  • 「臭い戻り」や「汚れ残り」での再施工(やり直し)は無料か
  • 製造から10年以上経過したエアコンも補償対象か(対象外のケースが多い)

この業者に頼むな!NGチェックリスト5項目

これまでの失敗事例を踏まえ、公式サイトや電話対応で以下の項目に1つでも当てはまったら依頼を避けるべき基準を作成しました。

確認項目危険なシグナル(NG判断基準)理由
作業時間「1台60分以内」等のスピードを売りにしている分解工程を省いた「簡易清掃」の手抜き作業である可能性が高い。
保険損害賠償責任保険への加入明記がない故障や汚損時に自己負担になるリスクがある。
会社情報所在地や固定電話番号が非公開(携帯のみ)トラブル時に連絡が取れなくなり、逃げられる可能性がある。
口コミ極端に件数が少ない、または低評価(★1〜2)が多い実績不足か、過去にトラブルを繰り返している悪質業者の可能性。
料金相場(8,000円〜1万2,000円前後)の半額以下(4,000〜5,000円以下など)当日に追加料金を請求されるか、質の低い洗剤・機材を使われる恐れがある。

よくある質問(FAQ)

クリーニング後にカビ臭がすぐ戻ったのですが、業者のせいですか?

業者の洗浄不足(ドレンパンやファンの裏側の洗い残し)の可能性があります。ただし、エアコンが壁に近すぎて分解できなかった場合や、配管等の構造上の問題である場合もあります。再施工保証がある業者なら、すぐに連絡してやり直しを依頼しましょう。

安い業者と高い業者で仕上がりにどのくらい差がありますか?

大きな差が出ることがあります。安い業者は「簡易分解(前面パネルのみ外す)」で済ませることが多く、内部のファンやドレンパンの汚れが残りがちです。高い業者は完全分解洗浄を行ったり、質の高い洗剤を使用したりと、手間と時間をかけて見えない部分まで洗浄します。

10年以上前の古いエアコンでもクリーニングを頼めますか?リスクはありますか?

頼める業者もありますが、リスクは高いです。10年以上経過しているとプラスチック部品が劣化して割れやすくなっており、家庭用エアコンの補修用性能部品の最低保有期間は製造打切後10年が業界の目安とされているため、故障してもメーカーに交換部品がなく修理できないケースがあります。そのため、多くの業者で「補償対象外」とされたり、作業自体を断られたりします。

くらしのマーケットなどマッチングサイト経由の個人業者は大手より危険ですか?

一概に危険とは言えませんが、品質のばらつきが大きいのは事実です。大手出身の優秀な個人業者もいれば、経験の浅い業者も混在しています。利用する場合は、口コミの内容を細かくチェックし、損害保険加入済みであることを必ず確認してください。

クリーニング後にエアコンが壊れた場合、どこに相談すればいいですか?

まずは施工した業者に連絡し、補償での修理を求めてください。業者が対応しない、連絡が取れないといった場合は、局番なしの「188(いやや!)」(消費者ホットライン)へ電話し、お近くの消費生活センターに相談してください。消費者ホットラインの詳細は消費者庁の公式ページでも確認できます。

消費者庁「消費者ホットライン188のご案内」(外部サイト)

まとめ:失敗パターンを知れば「正解」は自然に見える

この記事では、エアコンクリーニングで後悔しないために、実際のトラブル事例から逆算した判断基準を解説しました。

  • 失敗TOP5を把握する:汚損・ドタキャン・スタッフの質・故障・追加料金が主なトラブル。いずれも業者選びの段階で防げるものです。
  • 5つのNG行動を避ける:料金の安さだけで即決・口コミ未確認・保険未確認・作業時間未確認・チラシ業者への安易な依頼。
  • 「補償あり」を過信しない:臭い残りは対象外・申請期限が超短期・音信不通、という3つの落とし穴に注意。
  • 契約前チェックリストを使う:損害賠償保険の有無・申請期限・再施工の可否・古いエアコンの対象可否を必ず確認する。
  • NGチェックリストでフィルタリングする:作業時間・保険・会社情報・口コミ・料金の5項目、1つでも当てはまる業者は要注意。

万が一トラブルに巻き込まれた際は、泣き寝入りせず消費者ホットライン(188)へ相談することをおすすめします。

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