エアコンクリーニング初めての人向け完全チェックリスト|準備から作業後確認まで時系列で解説

  • 公開日:2026/2/20
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「業者が家に来るって、何を準備すればいいの?」「当日、自分はどう動けばいいんだろう」——初めてエアコンクリーニングを依頼するとき、そんな不安を感じるのは当然です。初めてなら全員そう思います。

でも、安心してください。流れさえ把握しておけば、当日はスムーズに進みます。業者さんは慣れていますし、あなたがやることは実はそれほど多くありません。

この記事では、エアコンクリーニングの依頼を「予約確定後」から「作業後数日」まで、時系列でまるごとチェックリスト化しました。スクリーンショットして当日の手元に置いておくだけで、「あれ、次は何をすれば?」と迷う場面がなくなります。

この記事の結論を先にお伝えすると、チェックリスト通りに動けば、初めてでも安心して依頼できます。「知らなかった」で後悔しないために、事前の情報収集が最大の防御です。

① 予約確定後:エアコン情報の整理+業者への事前確認
② 前日〜当日朝:部屋の準備・スペース確保・貴重品の移動
③ 業者到着時:現状確認の立ち会い・注意事項の伝達
④ 作業中:自由に過ごしてOK(子供・ペットは別室へ)
⑤ 作業完了後:目視確認+試運転で仕上がりチェック
⑥ 作業後数日:保証期間内の異常観察・異変があればすぐ連絡

予約が確定したらまずやること5選

予約を入れたら、当日まで「何もしなくていい」というわけではありません。事前に確認しておくことで、当日の流れがスムーズになります。焦らず、一つずつやっておきましょう。

① 自分のエアコンの情報を整理しておく

業者が到着した際、エアコンの状態や仕様について確認されることがあります。以下を事前に調べておくと話がスムーズです。

エアコン情報チェックリスト

  • 型番(エアコン本体の側面や前面パネルに記載)
  • お掃除機能の有無(リモコンに「フィルターお掃除」「自動お掃除」等のボタンがあれば付き)
  • 設置からおおよそ何年経っているか
  • 最近気になっている症状(臭い・異音・水漏れなど)があれば、メモしておく

特にお掃除機能付きのエアコンは、通常よりも作業時間が長くかかります。そのため型番や機能の有無を伝えておくだけで、業者側の準備が変わってくることがあります。

なお、エアコンクリーニングにかかる作業時間の目安について詳しくはエアコンクリーニングの作業時間についての解説記事もご覧ください。スケジュールを組む際の参考になります。

② 業者に事前確認しておくべき3つのこと

予約確定後、できれば電話やメール、または予約サービスのメッセージ機能で業者に確認しておきたいことが3つあります。

業者への事前確認リスト

  • 作業時間の目安 – 「だいたい何時間かかりますか?」と聞いておくと、当日のスケジュールが立てやすい
  • 支払い方法 – 現金のみか、クレジットカード・電子マネーも使えるか
  • 保証内容と期間 – 「作業後、不具合が出た場合の保証期間は何日間ですか?」と確認。後述しますが、これが重要です

特に保証期間については、業者によって「3日以内」のところもあれば「30日以内」のところもあります。確認していないと、後でトラブルになった際に困ることがあるので、予約時に聞いておくのがベストです。

③ 駐車スペースと訪問時間帯の最終確認

業者は専用の機材を積んで来ます。駐車スペースが確保できるかどうかを事前に確認しておきましょう。

マンションの場合は来客用駐車場の有無、一戸建ての場合は路上駐車が可能かどうかを確認します。駐車スペースが用意できない場合、有料駐車場の料金が別途請求されることがあります。予約時に確認しておくと安心です。

また、訪問時間については「○時〜○時の間に到着」という形で幅を持たせているケースが多いです。交通状況によって前後することもあるため、その時間帯は外出を控えておくか、連絡が取れる状態にしておきましょう。

前日〜当日朝の準備チェックリスト

「部屋の片付けって、全部やらないといけないの?」と思いがちですが、安心してください。業者が気にするのは、エアコン周辺だけです。家全体を完璧に片付ける必要はありません。

① エアコン下のスペース確保(これだけは必ずやる)

最優先でやっておくべきことは、エアコン真下のスペース確保です。業者は脚立を立てて作業するため、エアコン前方から正面に向かって「半畳〜1畳分(目安:約90cm×90cm〜90cm×180cm)」のスペースが必要です。

エアコン周辺の準備チェックリスト

  • エアコン真下のテーブルや棚を、可能な範囲で横にずらしておく
  • 精密機器(パソコン・タブレット等)はエアコン周辺から離す
  • 濡れると困る書類・本・アクセサリー類はエアコン下から撤去
  • 動かせない大型家具(ベッドや大きなタンスなど)はそのままでOK。当日業者に伝えると養生(保護シート)で対応してくれます

「ベッドが邪魔になるかも…」と心配になる方も多いですが、多くの業者はベッドに乗っての作業にも対応していますし、動かせない場合は養生で対処してくれます。無理に動かして腰を痛める必要はありません。

② 浴室・ベランダを使えるようにしておく

エアコンクリーニングでは、取り外したフィルターやパーツを水洗いする工程があります。業者はそのために浴室かベランダの水場を借ります

水場の準備チェックリスト

  • 浴室の床に洗濯物や私物が置いてある場合は、事前に片付けておく
  • 浴室を使えない場合(例:給湯器の不具合等)は事前に業者へ相談
  • ベランダを代わりに使う場合は、作業スペースが確保できるか確認

③ 貴重品・濡れると困るものの移動と玄関通路の確保

業者は玄関から大きな機材を持ち込みます。玄関〜エアコン設置部屋までの通路に、荷物や障害物がないかを確認しておきましょう。

また、精密機器や書類はエアコン周辺から移動済みかを再確認。高圧洗浄機を使う作業なので、予期せず水が飛ぶことを防ぐための養生は業者側でやってくれますが、あらかじめ大切なものを遠ざけておくと安心です。

⚠️ 飲み物やお茶菓子の準備は不要です

「業者に何か出すべき?」と気を使う方が多いですが、準備は不要です。業者は次の予約もあるため、飲み物を出すことで逆に時間を取らせてしまうこともあります。どうしても気持ちを伝えたい場合は、作業終了後にペットボトルのお茶を一本差し出す程度で十分です。

業者到着時にやること・聞くこと

業者が到着したら、作業が始まるまでの「最初のやりとり」がとても大切です。ここをきちんと押さえておくと、後のトラブルを大幅に減らせます。

① 到着直後の「現状確認」には必ず立ち会う

到着してすぐ、業者はエアコンの現状確認と試運転をおこないます。このタイミングの立ち会いは必須です。

なぜ重要かというと、「作業前の時点でエアコンが正常に動いていた」という事実を、業者とあなたの両方で確認するためです。万が一、作業後に「動かなくなった」というトラブルが起きた場合、事前確認をしていたかどうかで対応が大きく変わります。

確認後は、業者から作業内容や料金について説明があります。わからないことや疑問点はこのタイミングで遠慮なく聞いておきましょう。

② このタイミングで伝えておくべきこと

到着時に業者へ伝えることリスト

  • 普段から気になっている症状(カビ臭い・水が垂れる・異音がするなど)
  • 壁紙や床、近くの家具に傷つけてほしくない素材がある場合は申し出る
  • 小さい子供やペットがいる場合は事前に一声かける
  • 作業中に外出したい場合は、この時点で相談しておく(後述)

③ 追加料金が発生する可能性について確認する

作業が始まる前に、追加料金が発生しうるケースについて確認しておきましょう。代表的なのは以下のような場合です。

お掃除機能付きエアコンの場合は基本料金よりも高くなるのが通常です。また、汚れがひどい場合や、防カビコートなどのオプションを追加する場合も別途料金がかかります。

「追加料金が発生しそうな場合は、事前に教えてもらえますか?」と一言伝えておくだけで、後から「思っていたより高かった」という事態を防げます。その場で即決せず、一度確認してから同意する習慣をつけておくと安心です。

作業中にしておくこと・してはいけないこと

作業が始まったら、あなたはどうすればいいのか。「ずっと横で見ていないといけない?」と思う方も多いですが、答えは「そんなことはありません」です。

① 作業中の立ち会いは「不要」でも、外出は要確認

作業中は、そばで見守り続ける必要はありません。同じ部屋にいても、別の部屋で過ごしていても大丈夫です。

ただし、作業中に外出したい場合は必ず業者に一言相談してください。鍵の扱いをどうするか(業者に一時的に預ける、完了後に連絡してもらって戻る、など)を事前に合意しておく必要があります。信頼できる業者かどうかの判断材料にもなりますので、「外出は可能ですか?」と聞いてみるのもよいでしょう。

② 小さい子供・ペットは別室か外出で対応する

作業中は高圧洗浄機を使用したり、洗浄剤を散布したりする工程があります。小さな子供やペットが誤って薬剤に触れないよう、別室に移動するか外出させておくと安心です。

もし子供やペットがいる場合は、業者到着時に「子供がいます」「ペットがいます」と事前に一声かけておきましょう。多くの業者は慣れているので、適切に対応してくれます。

③ 作業中にやっておくと後悔しないこと

作業が始まったら、少し時間があります。このタイミングにやっておくと後で役立つことがあります。

作業中にやっておくこと

  • 作業前のエアコンの状態をスマホで写真・動画撮影しておく(トラブル時の証拠になる)
  • 壁・床・周辺家具の現状を撮影しておく(傷や汚れが作業前からあったものかどうかを明確にするため)
  • 業者の作業書(受付票・確認書など)が手元にある場合は、保証期間の記載を確認しておく

「念のため撮っておく」という行動が、いざという時に役立ちます。特に初めての依頼では、こうした記録の習慣をつけておくのがおすすめです。

作業完了後のチェックリスト(手抜き業者を見抜く目)

作業が終わったら、業者が帰る前にきちんと確認する時間があります。ここを省略してしまうのが、「後悔」の原因になりがちです。支払いを済ませる前に、必ずこの確認を行いましょう。

① まず目視でここを確認する

完了後の目視チェックリスト

  • 吹き出し口(ルーバー)にカビや黒い汚れが残っていないか(スマホのライトで照らすと見やすい)
  • フィルターが正しい向きで元に戻っているか
  • エアコン本体のパネルや外装に傷がついていないか
  • 壁や床、周辺家具に水のシミや傷が新たについていないか
  • 浴室・ベランダの水場が使用後にきれいになっているか

② 試運転で動作確認する(冷暖房・スウィング・異音)

目視確認の後は、業者と一緒に試運転をおこないます。以下を確認してください。

試運転チェックリスト

  • 冷房を運転して、冷たい風が出るか(夏季の依頼時)
  • 暖房を運転して、温かい風が出るか(冬季の依頼時)
  • ルーバー(吹き出し口の羽)が正しくスウィング動作するか
  • 運転中に異音(ガタガタ・カタカタ・異常な振動音)がないか
  • 嫌な臭いがしないか(作業直後は洗浄剤のにおいが若干残ることがあるが、これは正常)
  • 水が垂れてこないか

丁寧な業者であれば、試運転をして「問題なく動作しています」と確認するまでが標準の作業工程です。この確認作業があるかどうかは、業者の誠実さを測る一つの目安になります。

③ 納得できなければその場で伝える

確認していて「ここが気になる」「汚れが残っているような気がする」と思った場合は、その場で遠慮なく伝えてください。

多くの業者は、指摘した箇所を追加で確認・対応してくれます。「なんか言いにくいな…」と感じるかもしれませんが、業者側もプロとして仕上がりに責任を持っています。「ここはどうですか?」「もう少し確認してもらえますか?」と率直に伝えて問題ありません。

支払いはこの確認の後に行うのが基本の流れです。確認前に支払いを求められた場合は、「確認してからでも大丈夫ですか?」と一言添えてから確認を進めましょう。

作業内容の写真確認や仕上がり交渉について詳しくは、手抜き業者を見抜く方法と仕上がり交渉の解説記事も参考にしてください。

作業後数日間の観察と異常時の連絡タイミング

業者が帰ってからも、しばらくは注意して様子を見ておくことが大切です。初めての依頼でこのことを知らないと、後になってから「あのとき連絡しておけばよかった…」という事態になりやすいです。

① 保証期間の実態を知っておく

エアコンクリーニングの保証期間は、業者によって大きく異なります。一般的な目安は作業後3日〜1週間程度ですが、中には30日〜3ヶ月を保証している業者もあります。

保証期間が短い業者(3日〜1週間)

多くの業者はこの範囲内。クリーニングが原因の不具合はすぐに現れるため、この期間内に対応してもらうことが重要。期間を過ぎると「クリーニング起因かどうか不明」と判断されやすくなる。

保証期間が長い業者(30日〜3ヶ月)

一部の大手や保証を売りにしている業者はこの範囲。仕上がり再クリーニング保証や損害賠償保険の対応が手厚いことが多い。業者選びの際に保証内容を確認する価値あり。

保証内容は予約前に確認しておくのが理想的です。業者選びの段階で保証期間を比較することについては、失敗しない業者選びの解説記事も参考にしてください。

② こんな症状が出たらすぐ連絡する

作業後に以下のような症状が出た場合は、様子を見ずにすぐ業者へ連絡してください。時間が経つほど、クリーニングとの因果関係が不明確になり、対応が難しくなります。

⚠️ これが出たらすぐ業者に連絡

・エアコンから水が垂れてくる(水漏れ)
・作業前にはなかった異音がする
・焦げた臭い・電気系の臭いがする(使用を中止し、すぐに連絡)
・冷暖房が全く効かなくなった・動作しない
・作業直後は正常だったが翌日から動作がおかしい

症状を発見したら、まず動画・写真で記録しておくこと。業者への証拠として非常に有効です。

③ トラブル時の相談先と損害賠償保険の意味

業者が損害賠償保険に加入しているかどうかは、トラブル時の対応に大きな差があります。保険に加入している業者であれば、修理・部品交換などの対応が受けやすくなります。一方、未加入の業者の場合は個人間の交渉になり、利用者側が不利になりやすいケースもあります。

もし業者と話し合っても解決しない場合は、国民生活センターの相談窓口または消費生活センター(局番なし「188」)への相談も選択肢の一つです。トラブルの日時、担当者の名前、会話の内容などを記録に残しておくと、相談の際に役立ちます。

よくある質問(FAQ)

飲み物やお茶菓子は用意しないといけませんか?

準備は必要ありません。業者は次の予約があるため、飲み物を出すことで逆に時間を取らせてしまうこともあります。気持ちを伝えたい場合は、作業終了後にペットボトルのお茶を一本差し出す程度で十分です。「準備しなかったことで失礼になる」ということはないので、気にしなくて大丈夫です。

作業中に外出してもいいですか?鍵はどうすればいいですか?

外出したい場合は、業者到着時に相談すれば対応可能なケースが多いです。鍵の扱い(作業中に業者へ預ける、完了後に連絡してもらって戻る、など)は必ず事前に合意しておく必要があります。信頼できる業者かどうかを判断する目安にもなるため、「外出は可能ですか?」と確認してみましょう。

一人暮らしの女性ですが、一人で対応しても大丈夫ですか?

基本的に問題ありません。作業中は別室で過ごしていてもよく、立ち会いが必要なのは最初の現状確認と作業完了後の確認の2回だけです。不安な場合は、女性スタッフの指名が可能な業者を選ぶ方法もあります。予約前に「女性スタッフは対応可能ですか?」と業者に確認してみるのも選択肢です。

子供やペットがいても大丈夫ですか?

作業中は高圧洗浄機や洗浄剤を使用するため、小さい子供やペットは別室で過ごすか、外出させておくのが安全です。業者到着時に「子供(またはペット)がいます」と一声かけておくと、業者側も配慮してくれます。

作業後に「思ったほどキレイになっていない」と感じたらどうすればいいですか?

まず、業者が帰る前にその場で伝えるのが最も効果的です。「ここが少し気になるのですが、確認していただけますか?」と伝えると、多くの業者は対応してくれます。業者が帰ってから気づいた場合は、保証期間内であれば再クリーニング対応をしてくれるケースがあります。業者との話し合いで解決しない場合は、消費生活センター(局番なし「188」)への相談も選択肢です。

まとめ:初めてのエアコンクリーニング、これで安心して依頼できます

この記事では、エアコンクリーニングの依頼を「予約確定後」から「作業後数日間」まで、時系列のチェックリストとして解説しました。重要なポイントをまとめます。

  • 予約後すぐにやること:エアコンの型番・お掃除機能の有無を確認し、業者への事前確認(作業時間・支払い方法・保証期間)を済ませておく。
  • 前日〜当日朝の準備:エアコン下の半畳〜1畳分のスペース確保が最重要。浴室・通路の片付け、貴重品の移動もセットで。部屋全体を完璧に片付ける必要はない。
  • 業者到着時:最初の現状確認には必ず立ち会う。気になる症状・注意事項はこのタイミングで伝える。追加料金の可能性も事前確認。
  • 作業中:立ち会いは不要。外出したい場合は業者に相談する。子供・ペットは別室へ。スマホで事前状態を撮影しておく。
  • 作業完了後:支払い前に目視チェックと試運転を業者と一緒におこなう。気になる点はその場で遠慮なく伝える。
  • 作業後数日間:保証期間内は特に注意して様子を見る。異音・水漏れ・動作不良が出たら即連絡。症状は動画・写真で記録しておく。

「どの業者を選ぶか」が、最終的な満足度を大きく左右します。チェックリストを活用して万全の準備をしたうえで、信頼できる業者に依頼しましょう。

業者選びに迷っている方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

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